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2025年7月21日午後、タイ東北部ナコンラチャシマー県(コラート)ワンナムキアオ郡で、野生のイノシシによる人身被害が発生しました。被害が確認されたのは、農園内で作業していたミャンマー国籍の56歳男性で、右脇腹と右脚にイノシシの牙による刺し傷を負いました。男性は現地の病院に搬送された後、より大きな病院へと移送されました。
男性によれば、竹の子を採っていた際に犬の吠える声を聞き、様子を見に行ったところ、茂みに隠れていたイノシシに襲われたとのことです。
現場周辺は森林が密集しており、調査の結果、体重約100キロの雄のイノシシが発見されました。イノシシは左後脚にワイヤートラップによる傷があり、それが原因で攻撃的になっていたとみられています。なお、事件現場は農地としての使用が認められている区域内でした。
当局は、負傷者の容体を注視するとともに、野生動物の専門家と連携し、イノシシの保護および地域外への移動を検討しています。また、住民に対しては、イノシシが潜んでいる可能性のある場所に人や犬が近づかないよう、注意を呼びかけています。
今後も状況の進展に応じて、必要な情報が提供される予定です。
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