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日本など外国映画がタイで続々撮影、通年収益は過去最高へ

2025年7月19日 配信

タイ政府は2025年7月19日、外国映画のタイ国内での撮影が活発に行われており、今年上半期(1月〜6月)だけで約28億6,600万バーツ(約120億円)の収益を記録したと発表しました。



観光・スポーツ省傘下の外国映画・映像事業部によると、2025年上半期にタイで撮影された外国映画は279作品にのぼり、撮影許可に基づく実際の支出が、映画産業をはじめ、観光業や関連ビジネスなど幅広い分野に波及しているとのことです。また、タイ国内のロケ地が映画を通じて世界中に紹介されることで、作品の舞台を訪れる「ロケ地巡り」観光にもつながっています。

撮影に訪れた国で最も多かったのは、インド、韓国、日本、中国の順で、人気の撮影地はバンコク、パトゥムタニ県、チョンブリ県が上位を占めました。

観光局は、2025年通年での収益が1,000億バーツ(約420億円)に達すると見込んでおり、当初目標の7,500億バーツを大きく上回る可能性があるとしています。

さらに、政府はタイを「プレミア撮影地(Premiere Filming Destination)」として国際的に打ち出しており、外国映画製作に対して最大30%のキャッシュリベート(経費の一部返還)制度を導入。これにより、世界各国の映画制作チームの誘致を促進し、地域経済の活性化やタイの国際的イメージ向上につなげたい考えです。

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