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タイ南部クラビ県ピピ島に位置する人気観光地・マヤベイで、訪問者の入場管理を目的とした顔認証システムの導入が決定し、2025年10月15日から運用が開始されます。実施するのは、ハート・ノッパラット・タラ-ムー・コー・ピピ国立公園で、タイ国内6地域の海洋国立公園における同時展開の一環です。
この顔認証システムは、事前予約が必要な電子チケット(Eチケット)と連動し、現地の入場ゲートに設置されます。来訪者の情報をリアルタイムで照合し、国籍や年齢区分などを自動判別。これにより、観光客の集中が予想されるハイシーズンでも、スムーズな入場と適正な料金徴収が可能になるとされています。
マヤベイは、環境保全の観点から入場者数に厳しい制限が設けられており、1回あたり最大375人、滞在時間は1時間以内に制限されています。ローシーズンでも1日1,000人以上が訪れる状況が続いており、効率的な管理体制が求められていました。
顔認証の導入は、現場の混雑緩和や料金徴収の透明化だけでなく、職員が自然保護や安全対応に専念できる体制づくりにもつながると期待されています。
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