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タイ保健省・疾病管理局は、バンコク・スワンナプーム空港における屋内喫煙室の導入計画について、2025年7月末までにモデル設置を完了する見通しであると発表しました。各報道が伝えています。
従来、空港内の喫煙は屋外の指定区域に限られていましたが、一部でトイレ内などへの不適切な喫煙が報告され、受動喫煙や法令違反の問題が生じていました。このため、空港内に安全性と管理性を備えた喫煙スペースを整備する必要があると判断されました。
計画では、乗り継ぎ客向けのエリアを含む2か所に屋内喫煙室を設置予定で、SAT-1ターミナルに1室、出発ロビー(4階)に3室、さらに屋外の2階エリアにも専用スペースを確保します。
新たな喫煙室は、煙の漏出を防ぐための陰圧換気システムと2重扉構造を備え、感染症対策の隔離室に近い設計が採用されます。完成後は、安全性や空気環境への影響を検証し、2025年8月から試験運用を開始する予定です。
今後は、空港施設の新設時にも同様の喫煙室の設計が推奨される見通しです。
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