バンコクの横断歩道で逆走バスが女子学生を撥ねる

2025年6月26日、バンコク・スコータイ通りのワチラパヤーバーン交差点手前の横断歩道で、女子大学生がバスにはねられる事故が発生しました。バスは本来の進行方向とは逆の車線を走行しており、横断歩道を渡っていた学生に衝突したとみられています。

被害にあった学生は衝突の衝撃で激しく跳ね飛ばされ、頭部や骨盤などに深刻なけがを負いました。現在も入院中で、治療が続けられています。

事故の様子は近くの防犯カメラに記録され、その映像がSNS上で拡散されると、多くの人々に衝撃を与えました。「横断歩道でこんな事故が起きてはならない」「安全な場所が、もっとも危険な場所になってしまった」などの声が相次ぎ、被害者とその家族を気遣う投稿も多く見られました。

交通安全の基本として「右を見て、左を見て、もう一度右を見る」という言葉が、今改めて重みを持って語られています。

以下は事故の瞬間の動画で、閲覧にはご注意ください。