バンコクで強風、ATMブースに大木倒れるも利用者は冷静に取引継続

バンコクでは2025年6月29日（日）、激しい嵐により都内各地で倒木や建物の損傷が相次ぎました。中でも注目を集めたのは、ディンデーン地区でバニヤンツリー（ガジュマル）が倒れ、3台の銀行ATMブースを直撃した一件です。バンコクポストが伝えています。

現場では、木の重みで大きく傾いたATMブースにもかかわらず、一人の女性が平然と取引を続ける様子が目撃されたとのこと。この光景をとらえた写真は、SNSを通じて瞬く間に拡散され、多くの人々の関心を集めました。

倒木が確認されたのは国家住宅公社ディンデーン第2団地前で、幸いにもこの女性を含めて負傷者は報告されていません。
その後、関係当局によりATMへの電力供給は停止され、月曜日には撤去作業が始まりました。

ATMを設置していた各銀行は、安全確認が取れるまで一時的にブースを移設する方針を明らかにしています。

■ATM customer unfazed as storm brings tree down on booth