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バンコク・ドンムアン空港へのアクセス向上へ、新たな連絡道路が開通

2025年6月29日 配信

バンコク都庁は2025年6月29日、ビパワディー・ランシット通りとパホンヨーティン通りを結ぶ新たな連絡道路を正式に開通しました。これにより、ドンムアン地区の交通渋滞の緩和とドンムアン空港へのアクセス改善が期待されています。同日にタイ政府メディアNNTが伝えています。



今回開通した道路は、ビパワディー・ランシット・ソイ72から始まり、パホンヨーティン通りを経てテパラック通りへと続くルート。ループ状の経路や信号による遅延を回避できる直通ルートとして、バンコク北東部の交通全体の流れを円滑にすることが目的です。

この延伸道路は、ワチャラポン通り、ラミントラ通り、スクサパン5通りなどの主要道路と接続するほか、ウッタラピムック高架有料道路、チャルンラット高速道路、第9号線高速道路、BTSグリーンライン、SRTレッドラインなどの交通インフラとも連携しています。

また周辺のインフラも整備され、歩道や自転車レーンの整備、新たな交通標識の設置、景観向上のための植栽も実施されました。沿道にはラチャプルックやブーゲンビリア、キョウチクトウといった花木が植えられ、日陰と彩りを提供します。

工事は2フェーズに分けて行われました。第1フェーズでは、ビパワディー・ランシット通りからラップラオ運河の上を通る高架道路までの1.6km区間に、5~6車線の地上道路、高架橋4車線と平行する橋、ドンムアン空港へ直通する1車線の高架ランプが整備されました。第2フェーズは運河を越えてテパラック通りに至る区間で、1km超の4車線高架道路と1.2kmの地上道路が含まれます。

さらに、バンコク都庁は「ファースト・マイル/ラスト・マイル」対策として、自転車シェアリングの導入も推進。住居、バス停、駅と新道路との間を結ぶエコな移動手段として、レンタル自転車の活用が奨励されています。これにより、個人車両の使用削減と環境負荷の軽減も目指されます。

 

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