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アメリカの大手メディア「ニューヨーク・ポスト」が掲載した世界的な調査において、バンコクが「リモートワークに最適な都市」ランキングで堂々の1位に輝きました。評価スコアは100点満点中69.98点。高速インターネット、生活費の安さ、そして魅力的なライフスタイルの3拍子がそろった都市として、タイの首都が世界の注目を集めています。2025年6月1日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
このランキングは、インターネット速度、生活費、リモートワーク向けビザの取得のしやすさなど、ノマドワーカーにとって重要な要素を基準に、専門家グループが各都市を分析したものです。
報告書では、バンコクの安定したデジタルインフラと物価の低さが大きな利点とされ、また寺院や屋台文化、ストリートライフに代表される伝統と現代が融合した街の魅力も高く評価されました。
2位にはルーマニアの首都ブカレスト(65.62点)がランクイン。特にリモートワーク向けビザ制度の柔軟さが評価されました。
この調査は、新型コロナウイルスのパンデミック以降、柔軟な働き方を求めて世界中の人々が新たな生活拠点を模索する中で、リモートワークに適した都市の需要が高まっていることを反映しています。
こうした動きに対応する形で、タイ政府は現在、93の国と地域のパスポート保持者に対してビザなしで最長60日間の滞在を認めており、さらにリモートワーカーや長期滞在希望者向けに「デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)」の発行も開始しました。文化活動や医療目的での滞在も対象となるこのビザ制度が、今後のさらなる訪問者増に繋がると期待されています。
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