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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。10月27日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1904年10月27日、タイで長く使われてきた伝統的な貨幣「ポットドゥアン(เงินพดด้วง)」の使用を廃止することが発表されました。翌28日から法定通貨としての使用が停止され、タイの貨幣制度が近代的な硬貨や紙幣へ移行していく大きな節目となりました。
1904年10月27日、ラーマ5世の時代に、財務を担当するプラ・クラン・マハーソムバット省から「ポットドゥアン」の使用を廃止する公告が出されました。
ポットドゥアンは、銀などの金属を丸め、両端を内側へ曲げた独特の形をしたタイの伝統的な貨幣です。
その形が丸まった虫のように見えることから「ポットドゥアン」と呼ばれ、日本では「弾丸銀」などと紹介されることもあります。
スコータイ時代から使用されていたと考えられ、その後、アユタヤ、トンブリー、ラタナコーシンと長い期間にわたってタイの貨幣として利用されてきました。
しかし19世紀になると、外国との貿易が急速に拡大し、貨幣の需要も増加しました。
一つ一つ手作業で製造するポットドゥアンでは需要に対応できなくなったため、ラーマ4世の時代から機械による平らな丸形硬貨の製造が始まりました。
さらにポットドゥアンは形状が単純で偽造されやすいという問題もありました。
1904年10月27日に出された公告では、翌28日からポットドゥアンを法定通貨として使用しないことが定められました。
ただし、すぐに価値がなくなったわけではなく、その後約1年間は政府機関などで硬貨や紙幣との交換が認められていました。
長い歴史を持つタイ独自の貨幣が役割を終え、現在につながる近代的な貨幣制度へ移行した重要な出来事です。
日本では10月27日は「文字・活字文化の日」です。
2005年に制定された「文字・活字文化振興法」により、毎年10月27日が文字・活字文化の日と定められました。
文字や活字文化への理解を深め、読書や出版文化などを通じて豊かな社会を築くことを目的としています。
また10月27日から11月9日までは「読書週間」とされ、全国の図書館や書店などでさまざまな催しが行われます。
さらに1931年10月27日には、東京の明治神宮外苑競技場で行われた陸上競技大会で、日本人選手2人が同じ日に世界記録を樹立しました。
南部忠平が走り幅跳びで7メートル98、織田幹雄が三段跳びで15メートル58を記録しました。
世界では1904年10月27日、アメリカ・ニューヨークで地下鉄が開業しました。
開業したのは現在のニューヨーク市地下鉄につながる最初の路線で、マンハッタンのシティホールから北部へ向かう約9マイルの区間でした。
初日から多くの市民が利用し、その後路線網は急速に拡大。現在ではニューヨークを象徴する公共交通機関の一つとなっています。
また1787年10月27日には、アメリカ合衆国憲法の批准を訴えた「ザ・フェデラリスト」の第1篇がニューヨークの新聞に掲載されました。
アレクサンダー・ハミルトン、ジェームズ・マディソン、ジョン・ジェイが「パブリアス」の筆名で執筆した全85篇の論文で、現在もアメリカ憲法を理解する上で重要な文献とされています。
※出典
Thai PBS「28 ตุลาคม 2447 : ไทยยกเลิกเงินพดด้วง เปลี่ยนเป็นธนบัตร」
カトリック・ハープ「27 ตุลาคม พ.ศ.2447 : ประกาศเลิกใช้ เงินพดด้วง」
文化庁「文字・活字文化振興法」
nippon.com「今日は何の日:10月27日」
Library of Congress「Today in History – October 27」
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