THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイ人歌手ハーイ・アーパーポン、東京「MUMPAK BAR」公演が中止に、仲介者とのトラブルで被害

2026年10月27日 配信

タイの有名ルークトゥン歌手、ハーイ=アーパーポン・ナコーンサワン(ฮาย อาภาพร นครสวรรค์)の東京公演が、出演交渉を担当した仲介者とのトラブルにより中止となりました。東京の飲食店が仲介者に渡したチケット代金は10万バーツを超え、購入者への返金対応を迫られています。タイ消費者保護委員会事務局(OCPB)が2026年10月26日に発表しました。



公演を主催したのは、東京都文京区湯島にある「MUMPAK BAR(ムンパックバー)」。タイ料理や酒とともにタイ音楽の生演奏を楽しめるミュージックバーで、日本在住のタイ人らが集まる場所として知られています。

ハーイは当初、タイから大阪を経由して東京へ向かい、同店が主催する公演に出演する予定でした。しかし、出演交渉を担当していた仲介者との連絡に不審な点が見つかり、急きょ日本への渡航を取りやめました。

「MUMPAK BAR」は、販売したコンサートのチケット代金10万バーツ超を仲介者に送金していましたが、公演が実現しなかったため、チケット購入者への返金対応を進めることになりました。

同店は公式Instagramで返金状況について説明。日本の銀行口座では1日当たりの振込件数に制限があるため、一部の返金に遅れが生じているとしています。そのため、タイの銀行口座でバーツによる返金を受け取れる購入者には、店への連絡を呼びかけています。

また、店側はチケット代金を全額返金する方針を改めて表明し、返金の遅れについて謝罪するとともに、購入者の理解と協力に感謝を伝えています。

一方、ハーイは東京のファンに向けて事情を説明し、今回のトラブルでは自身だけでなく、タイのラッパーMILLI(ミリー)の所属事務所、俳優・歌手のマイク・ピラット、歌手のタタ・ヤンの関係者にも被害が及んでいると明らかにしました。

タイメディアによると、今回の出演交渉ではリハーサルまで行われていたものの、予定されていた航空券の手配や出演料の支払いが実行されなかったといいます。

ハーイは今回のトラブルによって予定していた仕事を失い、約200万バーツの機会損失が生じたと説明。また、ほかの出演者や関係者も含めた被害額は300万バーツを超えると報じられています。

10月26日、ハーイと関係者らはタイ消費者保護委員会事務局を訪れ、被害を申し立てました。

同事務局は、チケット販売者や代金の受取人、仲介者の関係などについて調査を進めています。詐欺に該当する可能性がある場合には警察への被害申告を促すとともに、消費者保護法に基づく対応を検討する方針です。

また、ハーイらは、同様の被害を受けた人がほかにもいる可能性を指摘。チケット購入者や公演関係者などに対し、被害情報を当局に提供するよう呼びかけています。

※出典
タイ消費者保護委員会事務局(OCPB)
MUMPAK BAR公式Instagram
MUMPAK BAR公式サイト