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タイ住宅の所有権移転、2026年上半期17.6%増 政府支援策が後押し

2026年8月29日 配信

タイの2026年上半期の住宅所有権移転件数は16万7,665戸となり、前年同期比17.6%増加しました。移転総額も4,298億3,900万バーツに達し、前年同期比9.8%増となりました。タイ政府住宅銀行傘下の不動産情報センター(REIC)が2026年8月27日に発表しました。

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REICによると、2025年上半期の住宅所有権移転件数は14万2,619戸、移転総額は3,916億100万バーツでした。

2026年上半期は件数、金額ともに前年同期を上回っており、とくに移転件数の伸びが目立っています。

REICは市場回復の背景として、政府による住宅取得支援策を挙げています。

政府は一定条件を満たす住宅について、所有権移転手数料と住宅ローンの抵当権設定手数料を0.01%に引き下げています。また、タイ中央銀行による住宅ローンのLTV(担保掛目)規制緩和も住宅購入を後押しする要因となっています。

こうした措置により、住宅購入を検討していた層が実際の購入に動いたほか、不動産事業者による在庫住宅の販売促進にもつながったとみられています。

一方で、住宅市場全体が一様に拡大しているわけではありません。REICは住宅価格帯や地域、住宅タイプによって市場の動きに差があることも示しています。

今回の17.6%増は、住宅市場全体の規模そのものではなく、登記された住宅所有権の移転件数を前年同期と比較した数字です。

住宅購入支援策の効果が今後どこまで続くかに加え、家計債務や住宅ローン審査、金利動向なども市場を左右する要因となりそうです。

※出典
REIC「สถานการณ์ตลาดที่อยู่อาศัยทั่วประเทศ ครึ่งแรกปี 2569」