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タイのチャイヤチョン・チットチョープ デジタル経済社会相は2026年8月14日、デジタル経済社会開発基金管理委員会の会合後、政府が進めるAI利用支援プロジェクト「TH-AI Passport」について、8月19日に登録システムのテストを開始し、8月28日に正式ローンチ、8月31日から本格利用を開始する予定だと明らかにしました。タイの複数メディアが同日伝えています。
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チャイヤチョン大臣によると、デジタル経済社会省は、最高検察庁から返送されたTOR(業務仕様書)に付随する契約内容の確認を終え、TH-AI Passportを進める準備を整えました。
現在のスケジュールでは、8月19日に一般向け登録システムを試験的に開放し、8月28日にプロジェクトを正式にローンチ。8月31日から本格的な登録と利用を開始する予定です。
8月19日は本格サービスの開始日ではなく、アクセス集中などによる問題がないかを確認するための登録システムのテストという位置付けです。
また、チャイヤチョン大臣は、登録方法などの詳細について改めて正式に説明するとしています。
今回示された内容では、TH-AI Passportに登録できるのは15歳以上のタイ国民で、利用者の上限は500万人です。
登録には本人確認が必要となります。
国家デジタル経済社会委員会事務局(ONDE)が公開しているTH-AI PassportのTORでは、政府サービス「ทางรัฐ(Tang Rat)」や内務省地方行政局のデジタル本人確認システム「ThaiD」などを通じて本人確認を行い、国民ID番号を照合する仕組みが示されています。
これにより、同一人物による重複した権利取得などを防ぐことを想定しています。
TH-AI Passportは、タイ国民のデジタル・AIスキル向上を目的として進められている政府プロジェクトです。
公式TORでは、少なくとも500万人のタイ国民に、生成AI(Generative AI)を1年間無料で利用できる機会を提供することが事業目標として示されています。
単にAIサービスを提供するだけでなく、AIを活用したリスキリングやスキルアップを進め、タイのデジタル人材育成やデジタル格差の縮小につなげる狙いがあります。
また、参加者が利用する生成AIに関連する個人情報や利用データについて、タイ国内で保存・処理し、タイの個人情報保護法に従って管理することなどもTORに盛り込まれています。
国家デジタル経済社会委員会事務局が公開している調達情報によると、TH-AI Passport事業の調達予算は16億4,569万3,860バーツで、落札額は16億2,100万バーツとなっています。
TH-AI Passportをめぐっては、これまで事業の調達方法や費用対効果などについて議論が続き、当初想定されていた開始時期から遅れていました。
今回、チャイヤチョン大臣が改めて、8月19日の登録テスト、28日の正式ローンチ、31日の本格利用開始という具体的なスケジュールを示した形です。
なお、登録用のウェブサイトやQRコードなど、一般利用者向けの具体的な登録手順については、正式な案内を確認する必要があります。
※出典
国家デジタル経済社会委員会事務局(ONDE)「TH-AI Passport」TOR(業務仕様書)
国家デジタル経済社会委員会事務局(ONDE)「TH-AI Passport」調達情報
Naewna「‘ไชยชนก’กางไทม์ไลน์ TH-AI Passport’ เริ่มทดสอบ 19 ส.ค.-เปิดใช้ทางการ 31 ส.ค.นี้」
Thai Post「‘ไชยชนก’ โต้ปมเมินแจงโครงการTH-AI Passport ยันติดภารกิจจริง เตรียมเปิดลงทะเบียน19ส.ค.นี้」
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