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タイ中央捜査局(CIB)は2026年8月8日、高級車輸入会社の役員とされる79歳の男を、スワンナプーム国際空港の到着ロビーで逮捕したと発表しました。男は、高級車をフリーゾーンから無許可で移動させた関税法違反事件で逮捕状が出されており、数年間にわたり国外に滞在していたとされています。
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中央捜査局によると、逮捕された男には、パタヤ県裁判所が2021年1月14日付で逮捕状を発付していました。
容疑は、法人の代表者として共謀し、税関職員の許可を得ずに物品をフリーゾーンから移動させたというものです。
事件の発端は、タイ税関が高級車輸入会社「Peak Auto Car Import Co., Ltd.」などについて警察に告発したことでした。
税関当局がバンコク・タウィーワッタナー地区の施設を捜索した際、メルセデス・ベンツとフォルクスワーゲンの高級車計18台を押収。車両の価値は合わせて数千万バーツに上るとされています。
捜査の結果、このうちメルセデス・ベンツの一部について、会社側がフリーゾーンへの輸入申告を行っていたにもかかわらず、税関当局の正式な許可を得ずに区域外へ移動させていた疑いが浮上しました。
逮捕された男は、当時この会社の権限を持つ取締役として登記されていたということです。
捜査当局は男に出頭を求めましたが、指定された日時に姿を見せず、その後、数年間にわたって国外に滞在していたとしています。
中央捜査局は、男がタイへ帰国するとの情報を入手。スワンナプーム国際空港で待機し、到着ロビーで身柄を確保しました。
男は経済犯罪抑制課に移送され、今後、法律に基づいて手続きが進められます。
男は取り調べに対し、すべての容疑を否認しています。
本人の説明によると、問題となっている会社について「知らない」「これまで会社の取締役になったこともない」と主張しています。
一方で、数十年前に英国で飲食店を経営していた際、知人から「輸入会社に関する手続きに使う」として氏名や個人情報の提供を求められたことがあり、その情報や書類が不正に利用された可能性があると説明しているということです。
警察は今後、会社登記や関税手続き、車両の移動経路などについてさらに捜査を進めます。
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