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タイで出家した日本人がデジタル永代供養「SATHU」を開発、NFT墓やLINE安否確認を提供

2026年8月5日 配信

タイ・バンコクに拠点を置くKARIBE(THAILAND)Co., Ltd.は2026年8月3日、タイ上座部仏教の供養とデジタル技術を組み合わせた永代供養サービス「SATHU(サートゥ)」の提供を開始したと発表しました。

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タイの寺院による読経に加え、NFTを活用したデジタル墓、LINEによる安否確認、生前に預かったメッセージを遺族へ届けるシステムなどを提供します。

タイで出家した日本人が開発

「SATHU」を開発したのは、同事業の創業者で事業代表を務める日本人の苅部俊雄さんです。

苅部さんは、バンコクの王室寺院「ワット・ヤンナワー」で僧侶として出家し、タイ上座部仏教の修行生活を経験しました。

タイでは、寺院への寄進や人のために善い行いをする「タムブン(徳積み)」が、日常生活に深く根付いています。葬儀や供養への参加も、故人のために徳を積む行為として捉えられています。

同社によると、こうしたタイのタムブン文化と現代のテクノロジーを融合し、日本で課題となっている墓の継承者不足や墓じまい、単身者の孤立などに対応するサービスとして「SATHU」を開発しました。

タイの寺院が遺影に向けて読経

利用者が亡くなった際には、遺族が事前に発行された「TSSカード」のQRコードを読み取り、運営事務局へ連絡します。

その後、提携するタイの寺院「ワット・バーンライチャルーンポン」の僧侶が、故人の遺影に向けて読経と供養を実施。供養の完了後には、故人が生前に預けていた動画や手紙などのメッセージが、指定された遺族へ届けられます。

同社はこの仕組みを「相互功徳システム(TSS)」と呼び、特許出願中としています。

LINEで定期的に安否確認

単身利用者向けには、SATHUの公式LINEを通じた安否確認機能も用意されています。

定期的に自動メッセージを送り、一定期間にわたって利用者から応答がない場合には、登録された家族や承継者などの緊急連絡先へ通知します。

一人暮らしの利用者に異変が起きた場合の早期把握や、長期間発見されない事態の防止につなげることを目的としています。

年間管理費不要の「NFTデジタル墓」

従来の墓石に代わる選択肢として、「NFTデジタル墓」も発行します。

スマートフォンなどから世界中のどこからでも故人をしのぶことができ、家族の冠婚葬祭や歴史に関するデータも追加できるとしています。

同社によると、NFTデジタル墓には年間管理費や維持費はかかりません。

ただし、NFTデジタル墓は遺骨を収蔵する物理的な墓ではありません。既存の墓を閉じる場合には、遺骨の移転や改葬許可など、墓地や自治体での手続きが別途必要になります。

タイからオンライン法要を配信

四十九日、百箇日、一周忌などの法要にもオンラインで対応します。

タイの提携寺院で行われる読経を映像で配信し、日本国内だけでなく、海外や遠方に住む親族も参加できる仕組みです。

基本プランは、1日間の読経映像などを含む「梅」が4万9,800円、3日間の読経やメッセージ送信を含む「竹」が10万円、5日間の読経などを含む「松」が30万円、7日間の読経やNFTデジタル墓などを含む「極」が50万円です。

このほか、NFTデジタル墓や永代供養、墓じまいに関する案内などを組み合わせた「墓じまい・改葬特化型パッケージ」を23万9,000円で提供します。

価格はいずれも税込みで、追加の年間管理費や維持費はかからないとしています。

苅部さんは、墓の金銭的、物理的な負担を軽減するだけでなく、自らの意思で故人のために徳を積むタイのタムブン文化を日本へ伝えたいとしています。

「SATHU」は、タイの寺院による供養とNFT、LINEなどのデジタル技術を組み合わせ、従来の墓や葬儀とは異なる新たな選択肢を提示するサービスとなります。

SATHU(サートゥ)

公式サイト
https://sathu.jp/
運営会社
KARIBE(THAILAND)Co., Ltd.
所在地
RJ Building 1F, 72/9 Soi Chan 16 Yaek 6, Thanurat Rd., Thung Wat Don, Sathon, Bangkok 10120 Thailand
問い合わせ
info@sathu.jp
公式LINE・問い合わせ窓口
https://sathu.jp/contact/