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タイでもAIが仕事を奪う時代へ? 長期失業者27%増、NESDCが警鐘

2026年5月25日 配信

タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)は、「2026年第1四半期のタイ社会状況」を発表し、タイの労働市場について、AIや電気自動車(EV)化による産業構造の変化が今後の雇用に大きな影響を与える可能性があるとして警鐘を鳴らしました。

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発表によると、2026年第1四半期のタイの就業者数は4,120万人で、前年同期比4.6%増加しました。農業分野の回復に加え、卸売・小売、物流関連など非農業分野でも雇用が拡大しています。

一方で、失業率は0.94%となり、失業者数は約39万人に増加しました。特に深刻視されているのが長期失業者の増加で、1年以上仕事に就いていない人は前年から27.0%増加しました。

さらに、十分な仕事が得られていない「準失業者」も3.0%増加。隠れ失業も増加傾向にあり、2025年には22万人を超え、前年より17.8%増えたとしています。

NESDCは、今後さらにAIの普及による影響が広がると分析しています。報告では、生成AI(GenAI)の影響を受ける可能性があるタイの労働者は約870万人に上ると推計。そのうち約220万人は、AIによる業務代替リスクが高いとされています。

特に影響を受けやすい職種として、事務職、会計担当者、プログラマーなど、反復的で定型化された業務が挙げられました。

また、自動車産業でもEV化によって変化が進んでいます。内燃機関向け部品の製造に関わる労働者は、他産業への転職や配置転換を迫られる可能性があると指摘されています。

NESDCは、AI時代への対応として、デジタル基盤整備やAI活用促進に加え、高技能人材の役割転換、労働者保護を含む法整備などを急ぐ必要があるとしています。

https://www.nesdc.go.th/wordpress/wp-content/uploads/2026/05/%E0%B8%A3%E0%B8%A7%E0%B8%A1-PressTH_26.05.22.pdf