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タイ、医薬品配送にドローン活用を試験 離島・沿岸地域の医療アクセス改善へ

2026年3月6日 配信

タイ保健省医療サービス局(Department of Medical Services)は、離島や沿岸部の地域に医薬品やワクチン、医療物資を迅速に届けるため、ドローンを活用した配送システムの試験運用を進めています。遠隔地にある保健施設への輸送時間を短縮し、医療へのアクセス改善を図ることが目的です。2026年3月5日にタイ政府メディアNNTが伝えています。

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このプロジェクトは、地方の遠隔地に設置されたサブディストリクト・ヘルス・プロモーティング・ホスピタル(地域保健促進病院)を対象に実施されています。医療サービス局のナッタポン・ウォンウィワット局長によると、試験運用は2023年にサトゥーン県で開始され、本土と周辺の島々を結ぶドローン航路が設定されました。

これにより、従来は船などで約2時間かかっていた医療物資の輸送が、約15分に短縮されたといいます。医薬品やワクチンの品質を保つため、輸送中の温度管理などにも厳格な基準が設けられています。

試験はその後、クラビ県、サトゥーン県、パンガー県へと拡大しました。各地域では安全性と信頼性を確認するため、少なくとも30回以上のテスト飛行が行われ、実際の運用を想定した手順の検証が進められています。

ドローンはタイ人スタッフによって運用され、タイ民間航空局(CAAT)の航空規則に従って飛行します。機体にはリアルタイム追跡システムや温度管理機能が搭載されており、医薬品を適切な状態で輸送できるよう設計されています。

保健当局は今後、医療効果や運用コストなどを分析したうえで、ドローン配送ネットワークを国内の遠隔地域へ拡大する可能性を検討するとしています。