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バンコク都内ラムカムヘン・ソイ9地区のコンドミニアムで、居住者のプライバシーを侵害する形で政治活動のチラシが配布されていたことが分かり、住民側が問題視しています。
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被害を訴えている共同所有者によりますと、2026年1月18日、同コンドミニアムA棟の居住者用メールボックス内に、特定の政党の選挙用ブロシュアが投函されているのを確認しました。メールボックスは居住者専用の私的空間であり、外部の立ち入りが制限されている場所です。
その後、建物の管理を担う管理組合に確認したところ、当該行為は同年1月10日に行われたもので、選挙活動用資料の配布を請け負った配布員が、管理組合の許可を得ないまま建物内に立ち入り、チラシを投函していたことが判明したといいます。
住民側は、関係する政党および、配布を依頼したとされるバンカピ選挙区選出の下院議員に対して問題を申し入れました。しかし、その後の対応は、苦情を申し立てた部屋のメールボックスからチラシを回収するにとどまり、他の住戸については対応が行われなかったとしています。
こうした対応について、住民からは「問題解決への誠意が感じられない」との声が上がっており、選挙活動が居住者のプライバシーや安全への配慮を欠いた形で行われているのではないか、という疑問が示されています。住民側は、コンドミニアムが公共空間ではなく、私的な居住空間である点を強調しています。
タイの選挙法では、選挙管理委員会(EC/กกต.)が認める範囲で選挙活動や文書配布が可能とされていますが、住民側は「その許可が、私有空間における権利侵害を正当化するものではない」と指摘しています。
現在、当該コンドミニアムの居住者らは証拠を取りまとめ、選挙管理委員会に正式な申し立てを行い、適切な調査と判断を求めています。
住民は今回の件について、「単なるチラシ配布の問題ではなく、政治活動が国民の権利やプライバシーを尊重しながら行われるべきかどうかを社会全体に問いかける出来事です」としています。候補者がまだ公的な代表者でない段階であっても、その姿勢が問われていると訴えています。

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