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タイ南部プーケット県ラワイ地区で、向精神性キノコ(サイロシビン)を違法に販売していたとして、警察がロシア国籍の男女2人を逮捕しました。警察は、いわゆる「ストレス緩和」や「スピリチュアルな治療」を装って外国人観光客に提供していたとみています。
地域警察第8管区などによりますと、2026年1月12日午前、裁判所の令状に基づき、ラワイ地区の賃貸住宅を捜索しました。その結果、包装された向精神性キノコ約140袋、総重量およそ10キログラムを押収しました。サイロシビンは、タイでは第5種薬物に分類されています。
この捜索は、ロシア人グループが違法に薬物を販売しているとの通報を受けて実施されたものです。捜査当局は、グループが「Mushroom Temple」と称し、精神的な信条に基づく特別な施術であるかのように宣伝し、外国人客から料金を徴収していたとしています。
警察によると、利用者の中にはキノコを摂取後に強い酩酊状態となった例もあり、公共の安全や観光地としてのイメージへの影響が懸念されていました。特に今後予定されている音楽イベントなどを前に、当局は警戒を強めていたということです。
現場では、住宅を借りていたロシア人3人が確認され、このうち「リナット」と「アレクサンダー」とされる2人をその場で逮捕しました。一方、「ランディシュ」とされる女性1人は、警察の到着前に逃走したとされています。警察は、彼女についても関与の疑いで被害届を受理しています。
逮捕された2人は、販売目的で第5種薬物を無許可で所持した共同容疑で起訴され、証拠品とともにチャロン警察署に送致されました。警察は現在、逃走中の容疑者の行方を追うとともに、ほかにも関与者がいないか捜査を続けています。
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