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バンコク都、歩道を広く使える「デジタル単柱型バス停」を発表~2026年までに500か所設置へ

2025年12月31日 配信

バンコク都は、歩道が狭い場所でも設置できる新デザインの「デジタル単柱型バス停」を発表しました。リアルタイムでバスの到着情報を表示する機能を備え、2026年までに都内500か所へ設置する計画です。

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バンコク都庁によりますと、この単柱型バス停は、従来の屋根付きバス停を設置できなかった狭い歩道の問題を解消するために設計されました。構造を最小限に抑えることで、歩行者の通行空間を確保しながら、公共交通の利便性を高める狙いがあります。

新しいバス停には、バスの到着予定時刻を表示するリアルタイムのデジタル画面、路線番号や目的地が分かる案内マップ、安全性向上を目的とした照明設備が搭載されています。照明は「バンコクは明るくあるべき」という都市政策に基づいて設置されます。

現在は試験導入として5か所で設置やシステム確認が進められています。場所は、ザ・モール・バンカピ前後、バンカピ市場周辺、ラームカムヘン大学向かいなどで、一部の地点では電気設備や表示装置の最終調整が続いています。

この事業は、陸運局やバンコクの公共交通機関、民間バス事業者、都市実験を担うBangkok City Lab、交通アプリ開発事業者など、複数の機関が連携して進められています。技術導入によるコスト増はあるものの、市民の安全性や生活の質の向上につながる投資だとしています。

バンコク都は、単柱型バス停500か所の整備に加え、市民の意見を反映した新型の屋根付きバス停も別途500か所設置する方針です。これにより、位置情報や路線番号、運行ルートなどの情報がそろったバス停は、2026年までに都内で1,100か所以上になる見通しです。公共交通をより分かりやすく、使いやすくする取り組みが本格化しています。

 

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