外国人ライダーが“鍋ヘルメット”で走行、プーケットで話題に　安全面を懸念する声も

タイ南部プーケットで、外国人とみられる男性がバイク走行中、ヘルメットの代わりに調理用のアルミ鍋を頭にかぶっていたとして、タイのSNS上で画像が拡散し話題となっています。現地のフェイスブックページ「Phuket Times」が2025年12月9日に写真を投稿し、「どんなヘルメット？」などと冗談交じりに紹介。投稿ではサラシン橋方面へ向かっていたとも記されています。

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写真では、男性は1人で灰色のバイクを運転し、黒い短パンと黒い長袖の服装。頭には鍋を逆さにしたものが載っており、通常のヘルメットではありませんでした。

コメント欄は大盛り上がりとなり、「タイの鍋が好きなのでは」「昼間は頭が暑そう（笑）」「新型ヘルメット“鍋ヘル”だ」「スイス輸入の高級ブランド品」など、ネタとして楽しむ反応が多数。さらに「運転はゆっくり、鍋が飛ぶと心配」「事故防止じゃなくて検問逃れでは？」と皮肉交じりの声もありました。

一方で、安全面の懸念も強く、「鍋では衝撃から守れない」「無謀で危険」「事故なら大けがや死亡につながる」と批判が相次ぎ、「タイの交通ルールを軽視しているように見える」「法律をからかっている」と不快感を示す意見も見られました。コメントの中には話題から逸れて、プーケットの生活環境や秩序、外国人をめぐる不満を長文で書き込むものもあり、地域社会のストレスがにじむ形となっています。

プーケットでは近頃、外国人ライダーの運転マナーをめぐる投稿が注目を集めるケースが続いており、今回の“鍋ヘル”も、笑いと安全・ルール意識の議論を同時に呼び起こす出来事となりました。