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ミシュランガイドは2025年11月27日、「ミシュランガイド タイ 2026」を公開し、全国468店舗を掲載しました。今回は計43店舗が星を獲得し、バンコクのドイツ料理店「Sühring(スーリング)」が三つ星に昇格。アジアで初めて三つ星を獲得した“ドイツ料理レストラン”となりました。タイでは「Sorn」に続き2店舗目の三つ星となります。
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タイ版ミシュランガイド2026「ビブグルマン」発表、新規13店舗を加え全137店舗に
三つ星:2店(昇格1)
二つ星:8店(昇格2)
一つ星:33店(新規3・昇格4)
ビブグルマン:137店(新規13)
ミシュランセレクテッド:288店(新規50)
国際ディレクターのグウェンダル・プーレネック氏は、今年の傾向として「国際シェフの増加、地方食材の活用、シェフ主導のカジュアル店の台頭、そして多様な料理ジャンルの広がり」を挙げ、タイの美食シーンがいっそう進化していると述べています。
Sühring は、双子のシェフによるモダン・ジャーマンのテイスティングメニューが特徴で、発酵やピクルスなどドイツの伝統技法を現代的に再構築。2018年の初掲載時は一つ星、翌年に二つ星となり、7年間の継続評価を経て今回三つ星を獲得しました。
今年、以下の2店が一つ星から昇格し二つ星に。
Anne-Sophie Pic at Le Normandie(フレンチ)
INDDEE(モダン・インディアン)
いずれも料理の完成度、独自性、ストーリー性が評価されました。
新規取得(3店)
Bo.lan(タイ料理)
Cannubi by Umberto Bombana(イタリア料理)
etcha(ボーダレス料理)
昇格(4店)
Gaggan
Juksunchae(韓国料理)
Nusara(タイ料理)
Sushi Saito(江戸前寿司)
サステナブルな取り組みを評価する「ミシュラングリーンスター」には、今年新たに GOAT が加わり、タイ国内では計5店舗となりました。
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全掲載店舗は、ミシュランガイド公式サイトおよびアプリ(iOS/Android)で確認できます。
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