ナビ誤案内でM81高速道路に誤進入相次ぐ、タイ当局が標識を緊急改善へ

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タイ高速道路局は2025年10月5日、ナビアプリの誤った案内により、試験運用中の高速道路M81（バンヤイ〜カンチャナブリ）にドライバーが誤って進入する事例が相次いでいることを受け、標識や情報提供の改善に着手したと発表しました。

問題は、オンライン地図アプリのルートが最新情報を反映していなかったことが原因とみられます。同局は混乱防止のため、以下の対策を進めています。

まず、M81の入口・出口および重要な分岐点（特にバンヤイ＝ラッタナーティベート通り付近）において、案内標識や路面表示を増設・改善。通常道路と高速道路の進路をより明確に区別できるようにし、誤進入を防ぐ方針です。

さらに、各ナビゲーションアプリの運営会社と直接連携し、出入口や料金所、運用時間、利用制限などのデータを最新の状態に更新するよう要請。誤案内の解消を図ります。

もし誤ってM81に入ってしまった場合は、ナコーンチャイシー料金所で一旦降り、国道3233号線を経由してUターンすることで、約15分でバンヤイ方面に戻るルートが推奨されています。

高速道路局は、利用者からの意見を参考に改善を進めるとともに、公式情報を確認して安全な経路を計画するよう呼びかけています。問い合わせはホットライン1586（24時間無料）またはモーターウェイ・コールセンター（1586→7）で受け付けています。