世界の炒め物ランキング～タイ「パッタイ」5位・「ガパオ炒め」10位、日本「焼きそば」23位

グルメ情報サイト「TasteAtlas」 は2025年8月15日付で、「世界の炒め物ベスト100（Top 100 Stir-fry Dishes in the World）」を公開しました。アジア各国の料理が上位を占め、タイからは「パッタイ」が第5位、「ガパオ炒め」が第10位、日本からは「焼きそば」が第23位 にランクインしました。

パッタイ ― 第5位

パッタイは、TasteAtlas において「タイの国民食」と紹介されています。にんにく、豆腐、漬物、エシャロットなどを炒めた後に米麺を加え、タマリンドやナンプラー、パームシュガー、胡椒で味付け。さらに干しエビを加えることで、甘味・酸味・塩味のバランスと、麺のもちもち感や具材の歯ごたえといった食感の対比を楽しめる一皿とされています。

ガパオ炒め ― 第10位

ガパオ炒めは、TasteAtlas で「無冠の国民食」と説明されています。豚肉や鶏肉をホーリーバジル、唐辛子、にんにくと炒め、ナンプラーとパームシュガーでシンプルに味付け。ジャスミンライスに盛り付け、カリカリに揚げた目玉焼きをのせるのが定番です。さらに唐辛子入りナンプラー「プリックナンプラー」を添えるスタイルも紹介されています。

焼きそば ― 第23位

日本からは「焼きそば」が第23位に選ばれました。TasteAtlas では、豚肉やキャベツなどの具材と小麦麺を炒め、ウスターソース風のソースで味付けする庶民的な炒め麺料理として紹介されています。祭りの屋台や家庭料理の定番で、青のりや紅しょうがを添えるスタイルもよく知られています。

ランキング上位（1〜23位）

1位　サンバル・ゴレン（Sambal goreng／インドネシア）
2位　ナシゴレン・アヤム（Nasi goreng ayam／インドネシア）
3位　塩胡椒イカ（Salt-and-pepper squid／中国・広州）
4位　ティブス（Tibs／エチオピア）
5位　パッタイ（Pad Thai／タイ）
6位　回鍋肉（Twice-cooked pork／中国・四川）
7位　ロモ・サルタード（Lomo saltado／ペルー）
8位　ビーフ・チャウファン（Beef chow fun／中国・広東）
9位　油爆蝦（Stir-fry shrimps／中国・上海）
10位　ガパオ炒め（Phat kaphrao／タイ）
11位　ダッカルビ（Dak Galbi／韓国・春川）
12位　アロス・チャウファ（Arroz chaufa／ペルー）
13位　ナシゴレン（Nasi goreng／インドネシア）
14位　重慶鶏（Chongqing chicken／中国・重慶）
15位　北京式細切り豚肉（Peking shredded pork／中国・北京）
16位　ロックラック（Lok lak／カンボジア）
17位　空心菜炒め（Morning Glory Stir-Fry／ベトナム）
18位　ビーフ・クエティオ（Beef kway teow／シンガポールなど）
19位　ターメリック炒飯（Nasi goreng kunyit／インドネシア）
20位　シーフード炒め（Picante de mariscos／ペルー）
21位　デレク・ティブス（Derek tibs／エチオピア）
22位　パンシット・バト（Pancit Bato／フィリピン）
23位　焼きそば（Yakisoba／日本）