パタヤ中国人男性襲撃事件の首謀者の中国人、スワンナプーム空港で逮捕

タイ警察は2025年7月12日、東部パタヤで発生した中国人男性襲撃・強奪事件に関与した最後の容疑者を、スワンナプーム国際空港で逮捕したと発表しました。男は国外逃亡を試みていましたが、捜査陣による徹底した追跡により、出国直前に身柄を確保されました。

この事件は、数人の男が中国人男性を銃で脅し、車に押し込んだうえでスマートフォン2台と現金約20万バーツを強奪したもので、観光地として知られるパタヤ市内で発生しました。衝撃的な手口に、タイ警察は初動から関係機関との連携を強化し、迅速に動きました。

これまでに逮捕されたのは中国人2人とタイ人2人の計4人で、いずれも犯行を認めており、「YONG」と名乗る中国人の指示で行動していたと供述しています。

その「YONG」とされる男が、最後に残った逃走中の容疑者でした。タイ警察は全国に警戒を敷き、空港での監視を強化。7月12日、出国を試みていた男をスワンナプーム空港で確保し、事件の中心人物をついに逮捕するに至りました。