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タイ内務省災害防止軽減局(DDPM)は2025年6月27日、アンダマン海沿岸6県において、大規模な津波対策訓練「C-MEX 25」を一斉に実施します。
訓練が行われるのは、ラノーン県、パンガー県、クラビー県、プーケット県、トラン県、サトゥーン県の6県。それぞれの地域で警報システムの起動、避難ルートの確認、緊急通信のテスト、そして住民の避難誘導といった一連の災害対応手順が検証されます。
訓練には自治体職員だけでなく、地域コミュニティ、民間企業、ボランティア、災害警報ネットワークの関係者も参加。ヘリコプターや車両などの災害対応機材も動員され、より実践的な訓練が行われる予定です。
各県での訓練実施場所は以下の通りです:
・ラノーン県:カポー郡 バン・バンベン、バン・アオコーイ
・パンガー県:タクアパ郡 バン・ナムケム、バン・バンサクヌア、バン・バンサクタイ
・クラビー県:ムアン郡 ノッパラットタラビーチ、アオナン
・プーケット県:カトゥー郡 カマラビーチ
・トラン県:パリアン郡 スコーン島 ハートサイトンビーチ
・サトゥーン県:ムアン郡 タンヨンポー地区
訓練当日は、津波警報塔からサイレンが鳴ったり、災害対応車両の移動が見られる場合がありますが、これはすべて訓練の一環であり、実際の災害ではないことがあらかじめ告知されています。
災害防止軽減局のパッサコーン局長は、「今回の訓練は、地域社会が津波災害にどう備え、どう避難するかを改めて確認し、命と財産を守るための体制強化につなげる重要な機会です」とコメントしています。
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