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バンコク都内で開催された「バンコク・プライド・フェスティバル2025」に、ぺートンターン・チナワット首相が参加しました。今年で3回目を迎えるこのイベントには、政府関係者や民間団体、市民団体、そして30万人以上の人々が集まり、LGBTQIAN+の権利をテーマに盛大なパレードが行われました。2025年6月1日にタイ広報局が伝えています。
今年のテーマは「Born This Way(生まれたままの姿で)」。首相は、ナショナルスタジアムからセントラルワールドまでの約3キロに及ぶパレードに加わり、200メートル超のタイ最長のレインボーフラッグと共に行進。「すべての人が、自分の権利と自由、そしてアイデンティティを等しく認められるべきです」と語り、6月が“平等と選択の自由”を祝う月であることを改めて強調しました。
2025年、タイは東南アジアで初めて同性婚を合法化し、歴史的な一歩を踏み出しました。首相はこれを「平等に向けた最初の扉」と位置づけ、今後もLGBTQIAN+の権利保護に関する法整備を進めていく方針を明言しました。
イベントでは「愛と結婚の平等」「医療アクセス」「環境意識」など7つのテーマを象徴するフロートが登場。また「バンコク・プライド・フォーラム2025」も同時開催され、健康、経済、テクノロジー、人権、教育をテーマにしたパネルディスカッションや、タイの著名アーティストによるステージパフォーマンスも行われ、祝祭ムードに包まれた1日となりました。
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