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2025年5月5日午後、タイ南部スラタニ県パノム郡のカオナーナイルアン・ダルマ公園を訪れていたロシア人観光客7人が、公園内で採取した野生の果実を食べた後に体調不良を訴えました。各報道が伝えています。
通報を受けたタクンパノム救助センターが現場に駆けつけたところ、観光客たちは胸の圧迫感や嘔吐、意識混濁、唾液過多などの症状を示しており、7人中5人が病院に搬送されました。
パノム病院に搬送された4人のうち、2人(女性)は唾液が泡立ち、激しい嘔吐と脱水症状を起こしたため入院となり、経過観察中です。
バンタクン病院に搬送された3人は比較的軽症で、胃洗浄と応急処置を受け、すでに退院しています。
患者の証言によると、一行はプーケットからチャーター車で移動中に公園を訪れ、道中で見つけた野生の果実を口にしたとのことです。果実の種類は不明で、果皮に含まれていた樹液などが中毒症状を引き起こした可能性もあります。
保健当局とマヒドン大学毒物センターは、毒性の有無を調べるため、現地から果実のサンプルを回収し分析を進めています。
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