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タイ中部ロッブリー県で2024年11月16日、サルの檻が破られ、200匹以上のサルが逃げ出す騒動が発生しました。サルのリーダーがチームを率いて隣接するターヒン警察署に侵入したため、署員らは慌ててドアや窓を閉めて対応しました。現在、約100匹のサルが餌を食べに戻り始めており、国立公園局は残りのサルを捕獲するために2~3日を要する見込みです。
ロッブリーでは先日、大規模なサル捕獲作戦が行われ、問題が一時的に収束したものの、11月16日の夕方、動物保護施設内の猿檻ゾーンから約200匹のサルが脱走しました。檻に元々300匹以上が飼育されていましたが、老朽化した檻の網がサルの力で破られ、逃走を許す事態となりました。サルたちは道路を闊歩したり、民家に侵入したりするなど各地で混乱を巻き起こし、警察署への侵入も確認されています。
現場の取材によると、約100匹のサルが依然として檻の周辺をうろついています。毎週日曜日にワット・サオトーントン寺が提供する野菜や果物の布施に慣れているため、サルたちは餌を求めて自ら檻に戻りつつあります。壊れた檻はすでに修理され、自治体は残るサルの捕獲支援を要請しました。捕獲用の檻と餌を設置し、できるだけ多くのサルを安全に戻す計画です。
なお、脱走したサルの大半は遠くへ逃げず、檻周辺を行き来しているといいます。サルは餌を与えてくれる僧侶や職員の声を覚えており、呼ばれると自然と檻に戻ることもあるようです。
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