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背骨が歪んだゾウ~観光客を乗せて25年

2023年03月12日
カテゴリー: タイランドニュース
タグ:

2023年3月13日のタイの「象の日」を前にワイルドライフフレンズファンデーションタイランド(Wildlife Friends Foundation Thailand:WFFT)は、25年間に渡って多くの観光客を背中に乗せて運んだ末に、背骨が曲がってしまった71歳のメス象のパイリン(Pai Lin)の写真を公開しました。



WFFTは、アジア初の完全に鎖のないゾウ保護区を運営しており、トレッキングキャンプや伐採などでの過剰な労働や、物乞いでの使用など虐待を受けた象を保護しています。

下の写真が、背骨が曲がってしまったパイリン。2006年からゾウ保護区で暮らしているとのこと。

健康な象に比べ、かなり背中がくぼんでしまっているのがわかります。

背中が丸い健康な象。

WFFTのプロジェクトディレクターであるトム テイラー氏は、観光客を背中に乗せる象への多大な負担について述べ、注意を呼びかけています。

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