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スワンナプーム空港、入国審査の長蛇の列や手荷物受け取り場の待ち時間に緊急対処

2023年2月14日 配信

タイ運輸省はスワンナプーム国際空港に対し、タイ観光の回復に伴い、外国人旅行者の入国をより円滑にするため、入国審査の長蛇の列や手荷物受け取り場の待ち時間に緊急に対処するよう指示しました。タイ国営メディアNNTが2023年2月14日に伝えています。



スワンナプーム国際空港はタイの主要な国際線到着港として、2023年1月の旅客数は430万人、1日平均旅客数は13万8287人で、前年比317%増となりました。

2023年1月のスワンナプーム国際空港の運航便数は25,690便、1日平均便数は829便でした。そのうち2,000便(1日約80便)が中国からのフライトで、合計25万5,000人、1日約1万1,000人の旅客が到着しました。

この到着客の急増により、特に出入国審査の混雑や手荷物の処理時間の長さが問題視されています。

サックサヤーム・シットチョーブ運輸大臣は、これらの問題はすでに解決されているものの、将来の成長に向けた空港のキャパシティを確保するためにさらなる作業を行う必要があると述べています。

運輸省はタイ空港公社(AOT)に対し、空港内の出入国管理エリアに60の出入国カウンターを増設するよう命じました。請負業者の選定が進められているこの増設により、パスポートコントロールでの処理能力は1時間あたり3,000人に拡大する見込みです。

手荷物処理の面では、タイ空港公社は地上処理会社2社に対し、より多くのフライトに対応するため、スタッフの人数と設備を増やすよう指示しています。一部の航空会社は、空港での地上業務を自社で管理する一時的な認可を受け、遅延の軽減に努めています。

 

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