海外逃亡中のスリランカ前大統領がタイへ「一時的な滞在で亡命は求めない」

スリランカでは経済危機に伴う大規模な反政府デモが行われ、ゴタバヤ・ラージャパクサ前大統領は2022年7月13日未明に国外へ脱出。モルディブからシンガポールに移動し、7月15日に辞任しました。

そんな中でタイ外務省は8月10日、ラージャパクサ前大統領から、タイ訪問の要請を受けたことを明らかにしました。11日にシンガポールからタイに到着予定です。

なお、ラージャパクサ前大統領のタイ滞在は一時的なもので、その後別の国へ出発する予定のため、タイで亡命の意思はないとのことです。

ラージャパクサ前大統領は外交パスポートを所持しており、90日間は問題なくタイに滞在することが出来ると伝えられています。