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隔離検疫ホテル詐欺でタイ人の女を逮捕
タイ警察は2021年3月30日、存在しないホテルを隔離検疫用のホテルとして予約すると嘘をつき、南アフリカ人から3万5千バーツを騙し取った容疑で、タイ人の女を逮捕したと発表しました。
警察によると逮捕されたタイ人の女は、インターネットの広告を見て息子のための隔離検疫ホテルを予約したいと連絡してきた南アフリカ人に対し、自身がホテルのマネージャーと嘘をつき、予約の代金として3万5千バーツを受け取りました。
南アフリカ人は容疑者の指定の口座に3万5千バーツを振り込んだ後になって、予約したホテルが正規の隔離検疫ホテルの手続きでなかったことに気付きましたが、タイ人の女と連絡が取れなくなったとのこと。
被害の報告を受けた警察は、タイ人の女が当該銀行口座から送金額全額を引き出していることを確認。またタイ人の女には2020年10月に詐欺容疑で逮捕状が出ており、指名手配中であることも明らかになりました。
逮捕されたタイ人の女は警察の取り調べに対し、自身が詐欺集団の一員であることを認め、報酬として1日1000バーツを得ていたと供述しています。
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