ミャンマーからのタイへの密入国を警戒、ラカイン州の感染拡大で

ミャンマー西部ラカイン州では、ここ10日ほどで200人ほどの新型コロナウイルス陽性者が確認され、2020年8月27日からは、ラカイン州全域で外出禁止措置が取られています。

それを受けてタイ政府は、ミャンマーからの密入国に警戒を強めており、タイ内務省は、ミャンマーと国境を接している各県の知事に対して、密入国対策を行うように指示しました。

これまでタイでは、タイで仕事を探すために密入国したミャンマー人が数多く逮捕されています。

一方でミャンマー人ら外国人労働者を多く雇用してきたタイの飲食店等は、客足が戻ってきた現在も一時帰国した外国人労働者がタイに戻ってこれず、人手不足に陥っていると伝えられています。