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タイ税関、象牙3.1トンを押収、推定価値1億5,500万バーツ

2026年10月28日 配信

タイ税関は2026年10月26日、チョンブリ県シラチャ郡のレムチャバン港で、アフリカ南部ザンビアから輸送されたコンテナ内に隠されていた象牙約3.1トンなどを押収したと発表しました。押収品の推定価値は合計約1億5,500万バーツに上り、国際的な野生動物の密輸組織が関与しているとみて捜査を進めています。



税関当局は、国際機関との情報共有を通じて不審なコンテナ2基を特定しました。積み荷はザンビア産の加工木材568枚、総重量約56トンとして申告されていましたが、詳しく調べたところ、32枚の木材に内部をくり抜いた隠しスペースが設けられ、象牙などが隠されていました。

押収されたのは、象牙469本・片(計3,042.67キロ)、象牙の破片1,038点(計66.20キロ)で、象牙の総重量は3,108.87キロに達しました。このほか、象の尾毛335本と野生動物の死骸1体も見つかりました。

これらの貨物はタイを経由して第三国に輸送される予定だったとみられています。

タイ国立公園・野生動植物保護局は、押収品のDNA鑑定などを進めています。また、特別捜査局(DSI)や関係機関は、国内外の密輸ネットワークに関する捜査を開始し、関係者の特定や資金の流れの解明を進めています。

今回の事件では、タイの税関法、象牙法、野生動物保護法などへの違反が問題となっており、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約(CITES)にも関係しています。

※出典:タイ税関「レムチャバン港で象牙3.1トン超を押収」(2026年10月26日) / タイ特別捜査局(DSI)公式発表(2026年10月26日)