知らないうちに自宅の門に「家売ります」の張り紙を貼られたタイ人男性

「えっ！？自宅が売りに出されてる！？」。隣人からの「いくらで売るの？」との連絡に驚愕した男性のお話。

タイ中部サムットプラカーン県でタイ警察は2020年7月24日、39歳のタイ人男性Aさんより「勝手に家を売り出された」という被害の報告を受けました。

各報道によるとAさんは、仕事中に隣人より電話を受け「家を売るとは知らなかった。いくらで売るの？」と尋ねられました。しかしAさんは自宅を売り出したことはないため、なぜそんな話をするのかと隣人に尋ねると、Aさんの自宅の門に「家を売ります」という張り紙が貼られていることが明らかにされたのです。

Aさんは急いで家に戻って確認したものの、既に張り紙は撤去済み。しかし近くの家にも、実在の不動産会社名が書かれた同様の張り紙を発見しました。

Aさんが防犯カメラの映像を確認すると、男性1人と女性2人が張り紙を貼り、写真を撮り、張り紙を剥がす様子が映っており、その後Aさんは近隣でその3人の男女を発見。男女に理由を尋ねると「不動産の価値を見積もるためにやっていた」と答えたのだとか。

Aさんは、証拠の写真や映像とともに警察に被害を報告。なお張り紙に書かれていた不動産会社のオーナーは、3人の男女との関係を否定しています。