タイ疾病管理局、タイの新型コロナ第一波は終了

タイ保健省疾病管理局のアヌポン・スチャリヤークン博士は2020年7月8日、タイでは44日間に渡って国内での新型コロナウイルス感染者が確認されていないことから、第一波は終了したと述べました。

しかし、世界では今もなお感染が拡大し、第二波が来た国もあることから、タイも第二波に備えなければならないと警告しています。

更に博士は、引き続きマスクの着用、定期的な手洗い、社会的距離の保持など感染対策の基本的なルールは守りながら、経済を回復させるために慎重に外国人の受け入れを目指す政府の計画を、タイ保健省は指示していると続けました。

また、32カ国の専門家239人が世界保健機関（WHO）や各国の保健当局に対し、「新型コロナウイルスが空気感染する可能性」を警告する公開書簡を出したことについて、博士は現時点では空気感染症を過度に心配しないように国民に助言しました。

関連記事

新着記事