タイ空軍、タクシー運転手と乗客を新型コロナ感染リスクから守るシールドを発表

©กองทัพอากาศไทย Royal Thai Air Force

タイ人で最初に新型コロナウイルスの感染が確認された方の職業は、タクシー運転手でした。その後も続けてタクシー運転手や観光バス運転手の方の感染が報じられたように、不特定多数の人と接する運転手という職業は、感染リスクが高いようです。

タイ王国空軍（The Royal Thai Air Force）は2020年5月7日、タクシー運転手と乗客を新型コロナウイルス感染のリスクから守るために開発されたタクシー用シールド「Taxi Bulkhead Barrier」が発表されました。

「Taxi Bulkhead Barrier」は、タイ王国空軍が航空エンジニアのチームが設計図を作成したもので、作成のコストは約2,700バーツ（約9,000円）。素材はポリカルボナートで、換気用の6つのファンとエアフィルターが設置されており、開口部で運賃の受け渡しを行います。 なおサイズはバンコクのタクシーで一般的に使用されるToyota Corolla Altis 2018のサイズに合わせたもので、取り付け取り外しは容易に行えるのとのことです。

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