違法薬物デリバリーのドライバーを解雇

新型コロナウイルス感染対策で人との接触をしないよう外出を避け、さらにレストラン店内での食事が禁じられたこともあり、多くの人々がフードデリバリーを利用するようになりました。街ではデリバリー各社の配達用バイクで溢れていますが、中には料理以外も運んでしまうドライバーもいるようで・・・。

タイ警察はタイ南部クラビの検問で2020年4月19日、料理ではなく大麻を運んでいたドライバーと、クラトムを運んでいたドライバーを逮捕しました。二人は共にフードパンダ（foodpanda）のスタッフでした。大麻とクラトムは、許可を得た上での医療目的と研究目的の所持・使用は合法化されましたが、許可無しでの所持・使用は違法です。

フードパンダを運営するDelivery Hero（Thailand）社は同日、二人のドライバーの解雇を発表。さらに今後スタッフの検査を行い、薬物への関与が判明した場合は処分を行う旨を明らかにしました。

先日はプーケットでも二人のフードデリバーリーのドライバーが、大麻とクラトム所持で逮捕されています。

▼関連記事
クラトム（日本では指定薬物）をデリバリー？宅配ドライバーを連続逮捕