日本などからタイへ帰国後の芸能人の活動自粛広まる、14日間自宅待機を実施

ZEALのペックさん

中国・湖北省武漢市発の新型コロナウイルスの感染は拡大を広げ、2020年2月29日現在で中国政府発表の中国国内での感染者数は7万9251人で死者は2835人。次に多くの感染者を出している韓国は感染者数が2931人で死者が16人となりました。

世界保健機関（ＷＨＯ）は、新型コロナウイルス感染の世界的なリスクについて、４段階ある評価のうち上から２番目の「高い」から、最も上の「非常に高い」に引き上げるなど、状況は日々深刻になっています。

そんな中でタイ保健省は、感染例が多く見られる地域（中国，香港，マカオ，台湾，韓国，日本，シンガポール，イタリア、イラン）からタイへ入国後14日間は、自宅やホテルで待機して症状の観察をするように協力求める発表をしました。（参照 【新型コロナ】タイ保健省、日本から入国後14日間は自宅やホテルで症状の観察を）

それを受けて社会的影響の大きい芸能人たちは、タイ保健省の協力要請に従い、タイ帰国後に活動自粛をする例が増えてきています。

歌手のタタ・ヤンさんや、ロックバンド・ZEALのペックさん、女優のプイ・パンワートさんらは、日本からタイに帰国したとして、全ての仕事をキャンセルして14日の自宅待機を発表。またBNK48のメンバーであるピアムさんも、韓国からタイに帰国したとして27日間の活動自粛中です。