現在も武漢から到着した中国人2,038人がタイ滞在中、中国人全体では10万人

タイ政府総合庁舎にあるタイ入国管理局

中国・湖北省武漢発の新型コロナウイルス。2020年2月8日現在で中国政府の公式発表では、中国国内で確認された感染者は3万人以上で、600人以上が死亡しています。一方タイで確認された感染者数は25人、全員が回復、もしくは回復に向かっており、死亡者は出ていません、

タイ入国管理局は2020年2月7日、現在タイ国内には10万人を超える中国人観光客と長期滞在者がおり、その中には武漢から到着した2,038人が含まれていると明らかにしました。

2020年1月1日から2月6日までの間、1,004,067人の中国人がタイに到着し、889,567人がすでに帰国。武漢からは23,933人が到着し、そのうち21,895人が帰国しています。

なお現在帰国できない中国人はビザの延長を求めており、それらの人には健康診断の実施を求め、発熱していることが判明した場合には隔離して治療をするとのことです。