中国発の新型コロナウイルス、タイで5人目の感染を確認

現在中国から多くの人々がタイを訪れる春節のホリデーシーズンです。

本日2020年1月25日は旧正月（春節）。中国は大型休暇中で、帰省、旅行をする人々の大移動が行わています。タイにはおよそ30万人の中国人がこの休暇中に訪れると言われていますが、そんな中で拡散が心配されているのが中国・武漢市発の新型コロナウイルスです。

タイ保健省は2020年1月24日午後、武漢市からタイに旅行で訪れた33歳の中国人女性が、新型コロナウイルスに感染していると発表しました。タイでは5人目の感染例となります。（中国人4人、タイ人1人）

中国人女性は1月21日に7歳の娘とともにバンコクに到着。軽度の咳や発熱などの症状が出たため病院を訪れて治療を受けていました。女性は現在、7歳の娘とともに隔離されています。［追記］娘に感染はありませんでした。

なおタイの主要空港では新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、入国審査前に赤外線サーモグラフィで乗客の体温を測定しウイルスキャリアの疑いをフィルタリングするなど、対策を行っています。

【新型コロナウイルス】ホアヒン旅行の中国人4人が隔離検査中

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