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【タイ総選挙の珍事件】酔っ払い男が投票用紙を破く、選挙権剥奪10年か

2019年3月24日 配信

2014年の軍事クーデターにより誕生した軍事政権も終わりを告げ、2019年3月24日(日)には、8年ぶりとなる総選挙の投票が行われました。今回の選挙の注目度は非常に高く、投票率は80%にもなると言われています。



アイドルや歌手や俳優など芸能人たちも投票所を訪れ、投票する様子をSNSにアップしていたのが、とても印象的です。開票は即日行われ、深夜にも大勢が判明します。

タイでは投票前日の夜から投票が終わるまで、法律でアルコールの販売が一切禁止となるのですが、なぜこのような法律が出来たのか十分理解できるような、珍事件が発生しました。タイ北部ラムプーン県とタイ中部ナコーンパトムで、酒に酔って投票所を訪れた男たちが、投票用紙を破いて逮捕されたのです。

ラムプーン県で逮捕されたのは、酒に酔った40歳の男。投票所の係員の話しでは、男が投票の際に係員に候補者の番号を聞きましたが、係員は法律で禁止されているため回答すること拒否。すると男は怒り出し、投票用紙を破いたとのこと。

ナコーンパトム県で逮捕されたのは、酒に酔った58歳の男。投票用紙にチェックをした後、それが間違った候補者であったことに気づき、投票用紙を破り、捨てようとしたとのこと。

2人は投票用紙に損害を与えた罪で、有罪が確定すれば5年以下の懲役、10万バーツ以下の罰金が科されます。さらに選挙権が10年間剥奪されます。

 

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