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久しぶりに我闘雲舞のプロレス観戦へ行ってきた。長くトンロー地区で行われていた興行であるが、今回はサイアムへ進出(会場はSiam Square One)。前回はプロレスリングを採用していたが、再度マット一枚の路上プロレススタイルへ。
俺の一押しちょぃ悪コンビ”BAD COMPANY”が「リング上でどのような闘いを魅せるのか!?」一度は観てみたいと思っていたことが(前回興行で)実現したんだけど、この路上プロレススタイルでの闘いも求めている自分に、今回の熱い闘いに触れ気付かされた。会場客席は仮設でひな壇になっていたので観戦しやすく、場外乱闘時も逃げやすかったなぁ…なんか一緒に試合に参加している感があり、しかも身近にレスラーを観られる環境が良いね。
俺は”強い悪に憧れる傾向にある”。ベビーフェイスよりはヒールが好き。でもゴリゴリの悪に対しては引いてしまう。んなもんで”BAD COMPANY”のピーナッツ選手が“いとたく親子“は一押し。パスカー選手とシングルマッチで対戦し、ショップやキックの応酬・痛みが伝わる意地の張り合いや迫力の場外乱闘を展開。最後はパスカー選手の両膝蹴りに沈んでしまったのであるが、欲を云えばね…簡単にフォールを奪われる存在でなくなって貰いたいかな。
メインはE.K.バギー、マイケル中澤(DDT)そして“BAD COMPANY”の相棒ゴーレムタイによる3WAYマッチ。この試合の前にビニールシートが配られた。「何に使うのかな!?」と思ってたんだけど、タイ人のプロレスファンは良く知っているね。マイケル中澤が試合中に“チリンチリン“を鳴らすとシェフが生クリームパイを持って登場。これを顔面へ…クリームが飛び散る×2。これも路上プロレスの醍醐味なのであろうね。
全試合終了後大型スクリーンに団体設立者“さくらえみ“が映し出された。我闘雲舞チャンピオンベルトが作られること、そしてその王座を賭けて試合にパスカー選手・E.K.バギー選手・ピーナッツ選手・ゴーレムタイ選手がエントリーされたことを発表(我闘雲舞タッグトーナメント時はベルトでは無くトロフィーを賭けて戦ってたっけ)。我闘雲舞初代王者を賭けた闘い、今から楽しみである。
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