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茶葉の漬物「ミアン」は苦くて清涼感あるタイの嗜好品【TVウォッチング】

2015年1月18日 配信

世界のふしぎをお茶の間にお届けする日曜夜の長寿番組がTBSの『日立 世界ふしぎ発見!』。2015年1月17日放送の「発酵食品王国タイでまだ見ぬ謎の漬物を追え!の巻」でミステリーハンターがチェンマイへ!



「栄養を吸収しやすくなる」「消化を助ける」「腸内環境を整える」「美肌効果」など、健康食品である乳酸発酵された漬物。タイは、豚肉の発酵生ソーセージ・ネームや高菜に似たパッカドーン、魚とモチ米の漬物やマンゴーなどを使ったフルーツの漬物等、たくさんの漬物が作られている発酵食品王国だそうで、浅漬を好む日本の漬物に比べて、タイのものは発酵が進んで酸っぱいものが多いのだそうです。

そんなタイにあるのが「ミアン(เมี่ยง)」と呼ばれる噛めば噛むほど苦くなるお茶の葉の漬物。「ミアン」にはたくさんのカフェインやタンニンが含まれていることで清涼感を楽しめ、眠気覚ましや歯磨き代わりにもなる、200年も前から愛用されている、食べずに吐き出すガムのような嗜好品です。

タイの北部地域で生産される発酵茶「ミアン(miang)」は噛み茶として広く知られている。ミアンは食後や来客時に食したり、あるいは仏神事では供物としてだけでなく、参列者への供応として一般的に利用されてきた 。またカフェインによる覚醒作用があることから、農作業中の精力剤としても利用されてきた。(「 タイ北部における発酵食用茶『ミアン』の伝播に関する一考察」より抜粋)

チェンマイの北にあるメーガムポン村(แม่กำปอง)は、144世帯全ての家が「ミアン」で生計を立てているお茶の村。涼しい気候と山の斜面を利用して茶葉を作っています。苦味が強いため嗜好品として好まれる大きく成長した茶葉を摘み取って1時間ほど蒸し、それを容器に隙間なく詰め込み、水と塩を加えて待つこと6ヶ月。乳酸発酵の進んだ茶葉の漬物「ミアン」の完成です!

 

日立 世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)
毎週土曜日よる9時から
草野仁 出水麻衣 (TBSアナウンサー) 黒柳徹子 野々村真
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

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