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バンコク日本人駐在員のサッカーの聖地”Arena10”が…

2018年4月20日 配信

バンコク日本人駐在員にとってトンロー10にあるArena10はサッカーの聖地である。日本人が多く滞在するAsoke~Ekamaiエリアにて唯一存在するサッカーグランド(正規に7人制ピッチを取れる大きさでは無いが…)。6月に閉鎖されるのではと前々から噂されていたのであるが、今年5月15日をもって閉鎖と発表された様である(グランド関係者からの証言)。



指導の一線から退いている立場ではあるが、指導者の際は”日本に帰ってからも通用する選手作り”を掲げ、兎に角ボールに絡み続けることを伝えていた。そんな俺にとっての一期生達が高校生となり、LINEやFBを通じて今も繋がっており、活躍を日本からタイへと響かせてくれていることが非常に誇らしくある。

そしてそんな巣立って行った選手達が、バンコクに来た際にフラッと帰ってこれる場を残したいと、Arena10にクラブハウスを開設した(こちらも残念ながら閉鎖となる)。帰ってこれる場どころかArena10が閉鎖となると日本人居住区にてサッカー環境が無くなってしまう訳で(フットサル場はいくつか存在するも)、大多数存在するサッカースクールは練習グランド確保に奔走せざる負えない状況となっている。

現在の不動産という職業柄、お客様に物件をご案内中に”Land for Rent”なんていう空き地を発見すると「7人制のグランドを此処に作った場合、何面出来て…」なんて妄想をしてしまう。指導者の時に夢であった”グランド&クラブハウスを持って、更に食事が出来る施設を併設、Jリーグや代表の試合が観戦できる環境も整え、子供から大人まで日本人駐在員のみならずタイ人も利用できるサッカー環境を提供する施設運営”をこんな今だから構えたいと漠然とだが再度強く思い始め、夢を追うためには何をすれば良いか気が付くと考えてしまっている。署名を集めれば良いのか、クラウドファンディングしてみようか…なんてね。

最近息子とボールをアパートの遊び場で蹴る事が多いんだけど、コンクリートの上なんでね。いやはや、思い切りボールを追いかける環境の閉鎖…本当に寂しい話題である。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
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