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第286回 まさに秘境‟ナンユアン島”

2016年5月7日 配信

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タオ島2日目、ボートタクシーをチャーターしてナンユアン島を訪れた。家内とKiraRion(娘&息子)は一度ここを訪れていた関係で、今回の旅で色々な役に立つ準備をしてくれていた。‟マリンシューズ”と云われる靴もその1つで「絶対必要、超便利だから」と日本からネットで購入して持ってきた。これが水陸両用でね、街歩きや砂浜散歩もいちいち履き替えずに海にそのまま入れる、足をサンゴで切ることも防止してくれる。ちなみにナンユアン島はサンゴ礁を守るためにフィンは禁止なんだとか。あとは砂浜を島外に持ち出すことが禁止、ペットボトル持ち込み禁止、入島料が必要と素晴らしい自然環境を守る取組に積極的なようだ(規則に縛る、タイでは珍しいことだと感じるのは俺だけだろうか)。

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ボートタクシーと云っても…筏にモーターを付けたようなローカルチックなものでね、揺れるし飛沫凄いし。まぁ我慢×2。

ナンユアン島の砂浜は真っ白で太陽の光が反射して翼状片の俺には地獄だったけど、ゴーグルをして顔を海水面につけるだけで色とりどりの魚が見られてね、KiraRionと共に大興奮の俺。島内のドリンクや食事は少し高いけど、普段ビーチベットでダラ~ッとするのが好きな‟いとたく”が全く休まずにキャッキャ×2してました。

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島内散策も忘れずに…島を囲うように通路が作られていて、そこを進むと森の中へ続く階段が現れる。真夏日で熱っち~から、正直心が折れそうになったところで島頂に到着。「おぉ」、絶景である…ここは一度は訪れたい絶景ポイントと云われているそうで、家内&KiraRionは是非とも‟たっくん(いとたくの家族内の呼称)を連れて来たい”と思っていたんだとか。だから俺のリアクションを見て「反応薄っ!!」とガッカリさせてしまった。絶景を見ながら気まずい…何だかなぁという雰囲気であった(苦笑)。

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ナンユアン島を大いに堪能した後、サイリービーチからランカーイベイへと移動。島内のタクシーは300Bathから、100Bath単位で変異する。「500Bath、高ぇ」と感じたけど、移動手段がないからね、泣く泣く乗車。そしたらランカーイベイってこれまた凄いところにあってね。舗装工事中のアップダウンが激しい山道を…ピックアップトラックでもスリップするような悪路。しかもその舗装工事を街のおっちゃんが一人でやっていたという…「500Bath、納得」と思わされたね(タオ島3・4日目、ランカーイベイ旅行記は次回へ続く)。

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伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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