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第240回 タイサッカーの闇に迫る、本当にあった怖い話-ユニホーム編-

2015年5月14日 配信

2015年5月14日掲載

「夢追い人」のタイサッカー珍道中

「とあるサッカーチームのデザインコンペティションに参加している。(元)サッカー選手の視点からアドバイスを貰えないか!?」昨年2月頃に友人であるタイ人のデザイナーからこのような相談を受け、早速「タイはユニホームをパンツから出すから、短パンのデザインは…」「こっちの柄にこの色の背番号の方が映えるのでは…」というようなアドバイスをさせて貰った。彼は自身のブランドを持つ売れっ子のデザイナーなのであるが、今回はユニホームメーカーが決まっていて、デザインのみの提供となるとのことであった。「ぶっちゃけ私服でもイケるんじゃねぇ!?」という位の可愛い仕上がり、「絶対イケるよ」なんて盛り上がっていたのであるが…。
その後「採用にならなかった」という連絡を貰った。「ちょっとユニホームとしては斬新過ぎたのかなぁ。でも俺は欲しいと思える作品だった」んだけどね。
それから数か月、タイサッカーについてインターネットで調べものをしていた俺は驚くべき画像を発見してしまった。そこには俺がアドバイスさせて貰ったデザインそのままのユニホームを着用してプレーしているとあるサッカーチームが写っていた。「こんなことって…」正直寒気がした。
未だに「知ってるか!?」と友人には確認出来ずにいる。その後何色かの色違いのバリエーションのモノを目にしたが、友人はこの事を知っているのであろうか。
俺は「タイの大洪水」へのチャリティー活動に協力するといいながら、選手入場時に何回か着用し、写真をHPや新聞等で掲載をし「この活動に協力しています」リリースしておきながら、結局T-shirtを買い取らずに返却してきたタイでの所属チームに抱いたものと同じ怒りの感情が湧き出て来た。「正式に契約書を交わさなかったのが悪い」と言われてしまいそうであるが、こういう悪知恵は本当に不快であるのは俺だけであろうか。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
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