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第190回 お陰様で…40歳になりました -いとたくサッカー珍道中-

2014年06月24日

2014年6月24日掲載

いとたく、お陰様で波乱万丈の30代を終えることが出来ました。新たな区切りとしての40代スタート。思えば超濃厚な30代だったように感じるね。JFLで100試合出場出来たのでそろそろ引退をと考えていた時期に岡山に拾ってもらい…”自分の力に自信が持てなくて…”アマチュアに拘っていたんだけど、プロに成らざる負えなくなってJリーガーを目指すことに。2チームのJ昇格を携わると共に自身もちょこっとだけJを経験。んでタイに渡って転落サッカー選手人生に耐え切れず引退、タイに留まり一般就職するも接待中に「元Jリーガーだけど、今は…」的な言葉を耳にし「あぁ、俺の居場所じゃねぇな」とサッカーの世界に舞い戻ったという。

タイに留まる決断は”(給料未払いやVISAの問題等で)タイで失ったお金を取り返す”とともに”自分がタイに渡る決断をしたことで、多大に迷惑・苦労を掛けた家族を幸せにしたい”という想いから。この点はなかなか家族とゆっくり過ごす時間が取れなくて恩を返せていないと感じる。在タイは今年で4年目を迎えている。選手として1年、営業マンとして1年、そして指導者として2年目を過ごしている訳で、”夢追人”を自称する”いとたく”…当然立場が変わると共に夢は変化している。

現在Bangkokは多くのサッカースクールがあれどグランドが少なく、利便性の良い時間帯を取り合う状態となっている。一方Sukhumvitを離れた地方のクラブは大抵自分達専用サッカー場(フットサル場)を持っている。ピッチが凸凹だったり狭かったりとクオリティーはさておきこのことは本当に羨ましい限り。敷地内にクラブハウスやカフェ、更には食堂まで完備されている。沢山の家族が試合観戦に訪れるし、選手同士で食事しながら談笑したり…サッカーを通したコミュニティーの場が生まれているんだよね。

 Bangkokではサッカー場を持つことは難しい…でもやっぱりみんなが集えるクラブハウスを持ちたいよね。W杯みんなで見たり宿題やったり…ドサクサにまぎれてRegistaのT-shirtも売っちゃうよ。何ならコーヒーを美味しく炒れる研修を受けても良い。何年かで巣立っていく(日本に本帰国する)選手達の帰ってくる、ふらっと立ち寄れる場所って必要じゃん。タイのサッカー界で指導者として居場所をやっと見つけた訳だから…今度は家(クラブハウス)を持つ夢でも追っていこうか。教え子達を”タイの強豪チームの仲間入り”させなきゃいけないし、英語やタイ語をもっと使えるようにしなければならない。更にライセンスも取得していきたいし他の指導者がどのような練習をしているのか勉強もしていきたい。40代に入ってもやらなければいけないこと一杯だぁ。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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