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第70回 FIFA Futsal World Cup 2012 in Thailand

2012年11月21日

2012年11月21日 掲載

 王者ブラジルが2連覇を達成して幕を閉じた”FIFA Futsal World Cup 2012 in Thailand”。前評判の高かった”ブラジル”と”スペイン”が戦前の予想通り決勝に勝ち上がり、大接戦の上ブラジルが世界王者の座を死守した訳だが、決勝は2-2から残り数秒のところでの劇的ゴール。テクニック・ボールポゼッション・スピード等全てにおいて、この2チームは実力が飛び抜けていたような印象を受けた。

 3位はイタリア、ブラジル・スペインに次ぐ3番目の優勝国に1番近いと思われているのだが、今回も2強の壁は厚かった。アジア勢は決勝トーナメント1回戦で全滅、イランは予選で好調ぶりを発揮していたので期待をしていたのだけれど…。過去の戦績等を見ると、サッカー程ジャイアントキリングが起き難い競技なのかなぁという印象。僕は残念ながら日本のFリーグやタイのリーグを観戦した事は無いのだけれど、ちょっと観に行ってみたいと思い始めた。タイのリーグには日本人も所属しているみたいなので、その時はこの場を借りてレポートさせてもらおうと思う。

 日本代表は4試合で1勝2敗1分、でも内容が濃い試合をしていたよね。日本から比較的来やすいタイという事もあって沢山の日本人が駆け付けた半面、タイに住む日本人も負けない位会場に訪れていた。チケットが安価な部分も手伝っているのであろうが、日本戦を1試合のみならず2戦・3戦と訪れた人達が結構いたみたいで、これは本当に良い傾向だと思う。きっかけはKazu選手かもしれない…でもこの盛り上がりをそのままFリーグで維持して行って欲しい。

 最後にやっぱり触れなきゃいけないのは間に合わなかったメイン会場。いくら洪水の影響があったと云っても、準備期間は十二分にあったと思う。勝手に工事の進捗具合によって準決・決勝の日にちをズラすと発表してFIFAにNo!と突っぱねられた時は、正直大会が無事開催され終了出来るのか心配になった。この使われなかったメイン会場、今度どのように利用されていくのか!?楽しみに見守って行こうと思う。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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