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第54回 佳境に入ってきたタイサッカーの今後の展望 -FA Cup編-

2012年10月3日 配信

2012年10月3日 掲載

「夢追人」のタイサッカー珍道中

展望シリーズのラストを飾るのは、約1ヶ月の間何の音沙汰も無く放置されていた感のある”FA Cup”。現在はベスト8まで大会が進んでいて、10月3日(水)に久々に再開される(集筆時10/1)。

この大会は日本の天皇杯に相当する。TPL、Division 1の全チームの他、Division 2と大学のチーム等は予選を行い勝ち上がったチームが本大会に出場する。優勝チームにはAFC(アジアチャンピオンズリーグ)の予備戦への出場権が与えられる。ちなみに最多優勝は5回を誇る”Rajpracha FC”、伝統あるチームなんですけどね…まぁ僕はこのチームに所属したお陰でコラムのネタに尽きないのだと今は逆に感謝をしないといけないのかな!?

ベスト8の顔ぶれを見てみると、Bangkok Glass(猿田浩得選手所属)、BuriramUnited(本田慎之介選手所属)、BEC Sasana(加藤友介選手所属)、MuangThongUnitedは順当に残っている。ここに中堅チームのArmUnitedとChangRaiUnitedが…余談だが、タイのチームはUnitedと付くチームが異常なほど多い。

Division 1のSuphanburi(馬場悠企、海老澤宏樹選手所属)が今季の好調ぶりをこのカップ戦でも示しているのだが、驚きはDivision 2のAyutthayaがジャイアントキリング(強いとされるチームに勝つ事)を起こして勝ち残っているところ。これから始まるDivision 1昇格への戦いであるプレーオフを戦う上で、このカップ戦には集中できなくなってしまうと思うのだが、QuarterFinalでBangkok Glassを相手に何処まで戦えるのか注目したい。

10月24日(水)にSemi-Finalが、11月4日(日)にFinalが行われるのだが、この大会でもTPL同様にMuangThongUnitedが軸になると思う。対抗馬はBECかな…。一発勝負の怖さを考慮しても今季好調のMuangThongUnitedの牙城を崩すのは難しいと思われるが、どうであろうか!?

伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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